著者 今邑彩 1955年(昭和30)年、長野県生まれ。都留文科大学英文科卒業。会社勤務を経て、フリーに。1989(平成元)年鮎川哲也賞の前身『鮎川哲也と13の謎』に応募し13番目の椅子を『卍の殺人』で受賞。以降、推理小説を中心にホラーなどを手がける。著書に『i(アイ)』『「裏窓」殺人事件』『そして誰もいなくなる』『少女Aの殺人』『赤いべべ着せよ・・・』『つきまとわれて』『よもつひらさか』『双頭の蛇』『暗黒祭り』『いつもの朝に』『鬼』など。 この作品は、ネタバレなしで紹介するのは本当に難しいです。キーワードひとつ言っただけで、すぐ想像ができてしまうのです。いや難しい。萩尾春海は大学入学と同時に東…