2000年、長野県茅野市湖東の中ッ原遺跡から出土した縄文後期の土偶。 高さ34センチ。
茅野市尖石縄文考古館が所蔵。
仮面をかぶったような逆三角形の顔と安定感ある両足の造形が特徴的。 2006年、国指定重要文化財となった。 2009年9月に英国ロンドンの大英博物館に展示。
先日ノートPCが故障してしまい。しばらくの間メールやブログの更新も出来なくなってしまいました。幸いにも機構部分の故障だったので、分解するためのマニュアルを取り寄せて、何とか復帰することが出来ました。 と言うことで久しぶりの記事は、先月の後半の旅のお話。天気のいい日が続いていたので、しばらくぶりに八ヶ岳高原から蓼科へ車中泊の旅をしてきました。小淵沢の道の駅で一泊したのち(結構寒かった)、八ヶ岳南麓をドライブして向かったのは、尖石縄文考古館(とがりいし)です。ここは中部地方の縄文遺跡のなかでも展示が充実しています。なかでも縄文のビーナスと仮面の女神は国宝に指定されていて、まじかに見ることが出来ます…
*基本データ 行った日:2023/10 場所:長野県茅野市 博物館URL⇒茅野市尖石縄文考古館 - 茅野市ホームページ (chino.lg.jp) 与助尾根遺跡 紅葉と竪穴式住居。 尖石縄文考古館 1年ぶりの 国宝「縄文の女神」。 神々しい後ろ姿。 1年ぶりの 国宝「仮面の女神」。 芸術的な後ろ姿。 喫茶コーナー、おやきもあります。 2003年 秋、暑かった夏も終わったのでどんどん歩きます。(与助尾根遺跡で拾った栗)
(北の縄文文化と国宝展) ★北の縄文世界と国宝展 ユネスコ世界遺産登録記念 北海道博物館、2023年7月22日(土)-10月1日(日) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 2021年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に正式に登録されました。本展覧会では、この「北海道・北東北の縄文遺跡群」や世界遺産とは何かをわかり易く紹介するととともに、「北の縄文文化」を代表する国宝、国指定重要文化財も一堂に公開します。 (『仮面の女神』、国宝、長野県茅野市) 縄文文化は、農耕・牧畜を基盤とした世界各地の新石器文化…
尖石縄文考古館というところがあったので少し寄ってみたが、なんと国宝を間近にふたつも目にすることができた 若狭にも縄文時代の博物館があり5000年前とか7000年前とかの縄文土器を間近にみたことはあるが、いつもながら私などには作れない素晴らしいものばかりなのでいつも感心してしまう 縄文土器の縄文(縄目模様)は 中の水に対する結界だと聞いたことがあるが なるほどそうかもしれない 神社などのしめ縄に現在でも残っている 黒曜石の矢尻 このような精密な矢尻は作れない 諏訪湖周辺の遺跡の分布 なんと密度の高いことか 黒曜石も産して 縄文時代の大都会のようなところだろう 国宝 縄文のビーナス 間近で見ると迫…
これまで茅野市の中ツ原遺跡の巨木8本柱痕の建物を神山天神信仰の巨木拝殿(楼観)とし、信仰対象の神名火山(神那霊山)を蓼科山として書いてきましたが間違っており、八ヶ岳連峰の天狗岳に変更したいと思います。 <中ツ原遺跡の神名火山(神那霊山)について書いたブログ> 縄文ノート23 2020八ヶ岳合宿報告 200808→1210 縄文ノート33 「神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観」考 200801→1226 縄文ノート35 蓼科山を神名火山(神那霊山)とする天神信仰 200808→1228 縄文ノート50 縄文6本・8本巨木柱建築から上古出雲大社 200207→210203 縄文ノート96 女神調査…
茅野の続きです。 バスに乗って土偶&土器を見に行く辺りからです。 てことで 到着! 真ん前にバス停があるので楽ちんですね! マスクでお出迎え~!ってどっかで見たことあるデザインだ! すごーい!いっぱいです! なんといってもこのお二人ですよね~本物です! しかも360度ぐるりと見られるなんて、素敵です! 国宝です! なんか載せたいものがいっぱいありすぎてキリがないので割愛して そろそろバスの時間も近いので 最後に受付でこれをいただいて退散いたしました~ 尖石縄文考古館でもらった縄文カードのQRコードにアクセスしてみました。ここに飛ぶんですね!https://t.co/MVir75L41F pic…
*基本データ 場所:茅野市 行った日:2022/9 博物館URL⇒茅野市尖石縄文考古館 - 茅野市ホームページ (chino.lg.jp) 尖石縄文考古館には、国宝の土偶2体が常設展示されています。 国宝土偶のコラボ。東京国立博物館でも見ましたが出土した地域で見ると、その存在感が際立ちます。 縄文のビーナス 茅野市米沢埴原田の棚畑遺跡から出土。 出土したときの様子、壊された跡がないそうです。 仮面の女神 茅野市湖東の中ッ原遺跡から出土。 出土したときの様子が再現されています。こちらは足の部分が割れて90度回転した形で埋められていたため、壊されてから埋められたと考えられています。 他にもたくさん…
どうもこんばんは、茶々丸です。 今日はテレビ東京で「やりすぎ都市伝説2021秋」が放送されました。 茶々丸は毎回、関暁夫さんの都市伝説を楽しみにしております。 そして、今回、関暁夫さんが語る都市伝説の舞台はなんとなんと我らが長野県だったのですっ! しかし、今回の都市伝説はいつも以上にカッ飛んでおりましたのでここから先は都市伝説やSFがお好きな方だけ読み進めていただければと思います。そのくらい「嘘ぉ〜ん!」なお話だからです。 www.tv-tokyo.co.jp 関暁夫さんは2月に放送された「Mr.都市伝説 関暁夫の情熱! 関さんぽ」でも諏訪を訪れて諏訪には宇宙につながるポータルがあると仰ってい…
「縄文ノート32(Ⅲ-2) 縄文の『女神信仰』考」(201224)では、長野県茅野市の2つの遺跡の「縄文のビーナス」と「仮面の女神」などから、そのデザインが単なる描写ではなく、大きくお尻を誇張したシンボリックな表現をとった明確な造形意思があり、縄文人が信仰対象とした女神像であるとしました。 そして「女神信仰」は霊(ひ)を産む女性を神とする「霊(ひ)継ぎ信仰」を示し、大地から春になると再び植物が芽生え、海から魚が湧き、森から生物が生まれるように、死者が大地に帰り、黄泉帰ることを願う「地神(地母神)信仰」であったことを明らかにしました。 親から子、孫がよく似ていたり、死者の記憶がいつまでも残ること…
土偶と、埴輪(はにわ)が好きです。 好きになったのに、その違いを50歳を過ぎても知らなかったという、お恥ずかしい限りです。 以下はベネッセさんの中学社会、定期テスト対策サイトからの引用です。ありがとうございます、ベネッセ様。 土偶(どぐう)と埴輪(はにわ)の大きな違いは,「つくられた時代」と「つくられた目的」です。 ■土偶[時代]縄文時代[形状]土製の人形。女の人の形をしているものが多い。[目的]魔よけ,豊作,子孫が栄えることなどを願ってつくられたとされる。 ■埴輪[時代]古墳時代[形状]素焼きの土器で,人,家,動物,刀の形などをしている。→これらから,当時の人々の暮らしがわかる。[目的]古墳…