1986年、長野県茅野市米沢の棚畑遺跡から出土した縄文時代中期(約5000年前)の土偶。 高さ27センチ。 1989年に重要文化財、1995年に縄文の土偶として初めて国宝に指定された。
茅野市尖石縄文考古館が所蔵。
1990年にアメリカ、1998年にフランスで展示。 2009年9月に英国ロンドンの大英博物館に展示。
おはようございます。くましね薫です。 前回は、歴史から消された女性祭祀王について考察しました。 kumashine369.hatenablog.com この女性祭祀王について深く考察する前に、まずは縄文時代の人々はどういった世界観で暮らしていたのかを知らなければなりません。 現在、縄文時代が大変注目されています。 3万年以上も続いた時代で、争いもなく平和な時代だったと言われ、競争社会に生きる私たちにとって楽園のような世界に思えます。 ただ、なぜ縄文時代は平和だったのか、その理由を知る人があまりいないと思います。 その理由とは、縄文時代の世界の中心が「母親のお腹の中」にあったからです。 古代の人…
先日ノートPCが故障してしまい。しばらくの間メールやブログの更新も出来なくなってしまいました。幸いにも機構部分の故障だったので、分解するためのマニュアルを取り寄せて、何とか復帰することが出来ました。 と言うことで久しぶりの記事は、先月の後半の旅のお話。天気のいい日が続いていたので、しばらくぶりに八ヶ岳高原から蓼科へ車中泊の旅をしてきました。小淵沢の道の駅で一泊したのち(結構寒かった)、八ヶ岳南麓をドライブして向かったのは、尖石縄文考古館(とがりいし)です。ここは中部地方の縄文遺跡のなかでも展示が充実しています。なかでも縄文のビーナスと仮面の女神は国宝に指定されていて、まじかに見ることが出来ます…
(北の縄文文化と国宝展) ★北の縄文世界と国宝展 ユネスコ世界遺産登録記念 北海道博物館、2023年7月22日(土)-10月1日(日) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 2021年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に正式に登録されました。本展覧会では、この「北海道・北東北の縄文遺跡群」や世界遺産とは何かをわかり易く紹介するととともに、「北の縄文文化」を代表する国宝、国指定重要文化財も一堂に公開します。 縄文文化は、農耕・牧畜を基盤とした世界各地の新石器文化とは異なり、およそ1万年にわたって狩猟・…
(北の縄文文化と国宝展) ★藤原秀樹、村本周三、鈴木琢也「『北の縄文世界』を知る」 北海道博物館、2023年9月16日(日)13:30 (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 2021年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に正式に登録されました。本展覧会では、この「北海道・北東北の縄文遺跡群」や世界遺産とは何かをわかり易く紹介するととともに、「北の縄文文化」を代表する国宝、国指定重要文化財も一堂に公開します。 縄文文化は、農耕・牧畜を基盤とした世界各地の新石器文化とは異なり、およそ1万年にわたって狩猟・…
(北の縄文文化と国宝展) ★阿部千春ほか「世界遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群」フォーラム 北海道博物館、2023年8月19日(日)13:00 (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp event.hokkaido-np.co.jp 2021年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に正式に登録されました。本展覧会では、この「北海道・北東北の縄文遺跡群」や世界遺産とは何かをわかり易く紹介するととともに、「北の縄文文化」を代表する国宝、国指定重要文化財も一堂に公開します。 縄文文化は、農耕・牧畜を基盤とした世界各地の新石器文化とは異なり、およそ1万年にわたっ…
国宝土偶「縄文のビーナス」=茅野市尖石縄文考古館 国宝土偶「仮面の女神」=茅野市尖石縄文考古館 マイクロバスは山道を戻り国道を茅野へ。お目当ては国宝の土偶2体。茅野市尖石(とがりいし)縄文考古館にある。愛称がついていて、大きく尻を張り出した「縄文のビーナス」、カマキリの三角頭を想像させるのが「仮面の女神」。 ビーナスと仮面との対面は3度目になる。初対面は2014年、地元・西東京市の文化団体が尖石縄文考古館を見学したとき。2度目は「縄文1万年の美」を切り口に2018年、東京・上野の東京国立博物館で開かれた特別展で。 国宝の土偶は全部で5体しかないから、2体を1カ所で見られるのはうれしい。しかもビ…
尖石縄文考古館というところがあったので少し寄ってみたが、なんと国宝を間近にふたつも目にすることができた 若狭にも縄文時代の博物館があり5000年前とか7000年前とかの縄文土器を間近にみたことはあるが、いつもながら私などには作れない素晴らしいものばかりなのでいつも感心してしまう 縄文土器の縄文(縄目模様)は 中の水に対する結界だと聞いたことがあるが なるほどそうかもしれない 神社などのしめ縄に現在でも残っている 黒曜石の矢尻 このような精密な矢尻は作れない 諏訪湖周辺の遺跡の分布 なんと密度の高いことか 黒曜石も産して 縄文時代の大都会のようなところだろう 国宝 縄文のビーナス 間近で見ると迫…
縄文にふれたのは確か5年前、無印の本屋で縄文土器土偶の写真集と出会ってからだ。よく言われるように、その縄文本は僕を呼んだのだ。縄文ファンがよく言うように、それは雷に打たれたような衝撃…ではないが、僕はその写真集を見て驚き、感動し、縄文の電波が脳をじわーッと浸食した。こんな造形があるなんて、ったく、これまでの自分の感覚と違う縄文の完璧の感性に完敗した。手も足も出ない。どうやっても僕からは出てこない美しさ、生命力が、この茶色の土の塊の造形にある。悔しい。縄文に土下座である。それからというもの、さまざまな本、写真集を買い求め読んだら読むほど、縄文の渦は深く、僕をその網目の土器の中に巻き込み、身動きさ…
茅野の続きです。 バスに乗って土偶&土器を見に行く辺りからです。 てことで 到着! 真ん前にバス停があるので楽ちんですね! マスクでお出迎え~!ってどっかで見たことあるデザインだ! すごーい!いっぱいです! なんといってもこのお二人ですよね~本物です! しかも360度ぐるりと見られるなんて、素敵です! 国宝です! なんか載せたいものがいっぱいありすぎてキリがないので割愛して そろそろバスの時間も近いので 最後に受付でこれをいただいて退散いたしました~ 尖石縄文考古館でもらった縄文カードのQRコードにアクセスしてみました。ここに飛ぶんですね!https://t.co/MVir75L41F pic…