国際紛争解決請負人(自称“紛争屋”)。1957年、東京立川市生まれ。
早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。インド留学中、スラム住民の居住権獲得運動に携わる。国際NGO「プラン・インターナショナル」に身を置きアフリカ各地で活動後、東チモール、シエラレオネ、アフガニスタンで紛争処理を指揮。立教大学21世紀社会デザイン研究科教授を経て、06年より東京外語大学大学院地域文化研究科平和構築紛争予防学講座(PCS)教授。
「文藝春秋プラス」のインタビューに答える伊勢崎賢治氏。 3月某日。正確な日付けを忘れてしまった。パソコンをひらきYouTubeを見たら、「文藝春秋+(プラス)」が、国際政治学者・伊勢崎賢治氏にインタビューをしている。 伊勢崎賢治氏は、「外交」の研究・専門家であり、「平和外交」の活動家でもある。武力拡大の道をすすもうとする日本に欠かせない存在である。その伊勢崎氏が前回の衆議院選挙では、れいわ新選組から立候補した。 伊勢崎氏が、共産党や立憲民主党ではなく、 「なぜ『れいわ新選組』を択んだのか」 そして、 「『れいわ』の代表・山本太郎とはどんな人物なのか」 ──という「文藝春秋+」の質問に答えている…
深夜起床。 NML で音楽を聴く。■ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第二十一番 op.53、第四番 op.7、六つのエコセーズ WoO83、スイスの歌による六つの変奏曲 WoO64、イギリス国歌「神よ王を守らせたまえ」による七つの変奏曲 WoO78、ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 op.129 で、ピアノはウルリヒ・ロマン・ムルトフェルト(NML)。まったく知らないピアニスト。これでアルバム一枚をすべて聴いた。2023年の録音。 ■シューマンの「アベッグ変奏曲」 op.1、トッカータ ハ長調 op.7/ショパンの 「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲 op.2、ロンド ハ短調 …
2025年3月23日号。 3月13日㈭。帰宅してネットを見たら、YouTubeチャンネルで、週刊誌の「サンデー毎日」が2週連続で「れいわ新選組」の特集をやることを報じています。 帰宅したばかりで自分で読んでないのですが、とりあえずわたしはダウンロードしました。前回「サンデー毎日」の特集のさいは、「売り切れで入手できなかった」と友人・知人にいわれ、雑誌からコピーして郵送したことがあったので、とりあえず先にお知らせします。 先日発売の「週刊ポスト」は、3ページの記事でしたが、「サンデー毎日」は6ページの特集のようです(未確認ですみません)。 ★ www.youtube.com
★ 2月9日㈰。午前9時から「日曜討論」を見る。この日は「れいわ新選組」の政策委員(外交・安全保障担当)・伊勢崎賢治氏が出演するというので、録画ではなくリアルタイムで見た。 伊勢崎賢治氏は、国際的な平和活動を実践してきた活動家&学者だ。 他党の出演者とはひと味もふた味もちがう「外交政策」を聞くことができるのでは?⋯⋯と期待していた。 与野党の「外交政策」は、軍備を増強しなければ危険な周辺国から日本を守れない、というのが一般的。 共産党の山添択氏を除けば、おおむね軍備拡大による「戦争抑止」が外交政策として容認されている。 周辺国の「脅威」を強調する、与野党の主張を聞くたび、ナチス最高幹部の言葉を…
11月17日㈰。夕方、ネットで『サンデー毎日』(11月24日号)が「山本太郎代表」にインタビューしているのを知った。 6頁ほどの特集だったが雑誌が「れいわ」の政策を正面から記事にするのはのはめずらしいので、電子版を購入して、読む。 記事の内容はめずらしいものはなかったが、山本太郎率いる「れいわ新選組」が、2019年の結党以来、ブレることなく国民に寄り添ってきたことを確認できる特集だった。 「消費税は社会保障には一部しかあてられていない。70%以上が大企業、富裕層の減税の穴埋めに使われている」 いまではかなり浸透してきたこの考え方も、最初は相手にされないことが多かった。 なぜか人というのは、まっ…
とうとう衆議院選挙の当日となりました。 僕は体調をかなり崩してしまい、しばらくブログの更新が途絶えてしまいました。 少しずつ再開していきたいと思います。 皆さん、ぜひ今日は選挙に行って、投票しましょう! 国民をなめ切って、腐敗しきった自民党に審判を下せるのは、今日の選挙しかありません。 これを逃すと、大増税と戦争が待っています。 もう日本人は、日本で生活していけなくなるかもしれません。 僕は移住のために、一所懸命英語とフランス語を勉強しています。 ところで、体調を崩していた中、10月17日に立川駅北口で行われた、れいわ新選組の街宣を観に行きました。 とても良いことを言っていましたので、下記の動…
伊勢崎賢治氏の肩書は、国際政治学者。 さらに、アフガンの軍閥の武装解除に携わった体験があることから「紛争解決請負人」ともいわれている。 (『現代の肖像 伊勢崎賢治 紛争解決請負人』「AERA」2008年9月22日号)。 数々の紛争にかかわってきたので、戦争が起こる要因に詳しい。 伊勢崎氏は、日本の現状の成り行きを危惧し、今回、「戦争を起こさせない」という決意のもとに、衆議院選挙に立候補した。 ★ 伊勢崎賢治氏の著書『14歳からの非戦入門』は、こんな書き出しではじまる。 皆さんは、「安全保障化」という用語をご存知だろうか? 分かりやすい例を挙げよう。 新たな敵が現れた。もしくは、従来の敵が新たに…
映画「ガザからの報告」上映とトークのイベントに参加してきた。 パレスチナを30年以上取材してきたジャーナリストの土井敏邦さんが取材した2本の映画上映のあと錦田愛子氏(慶応大教授)、ハディ・ハーニ氏(明治大講師)、手島正之氏(パレスチナ子どものキャンペーン)を交えてトークと質疑応答があった。猛暑のなか、午前10時から夕方5時までという長時間にもかかわらず、東京・日比谷図書文化館の定員200人のホールが満席になり、関心の高さを見せていた。 朝からうだるような暑さ(日比谷図書文化館) ホールは満席だった 土井さんが90年代前半から撮りためたガザの貴重な映像から、つい先月に撮影された現在の惨状までが上…
最新のJNNの世論調査で、「日本の安全保障環境が厳しさを増す中、日本の防衛姿勢である『専守防衛』について聞いたところ『見直すべき』が52%、『見直すべきではない』が28%でした。また、日本の防衛費の増額については『賛成』が55%にのぼり、ウクライナ情勢などを受け、防衛力の強化を求める声の高まりを示す結果となりました」というニュースを聞いた。 この調査結果を踏まえてネットでは、「専守防衛を見直して、軍事予算を増加して、結局、日本もロシアのような国と同じことがしたいのだろうかと疑問に思う。この世論調査について、防衛費の増額について賛成している人が多いが、『防衛費増額の為の財源は消費税増税か、それと…
経済学者で元ギリシャ財務長官のヤニス・バルファキス氏のインタビュー記事を読みました。ギリシャの経済危機にあたって、その最前線に立ち、債務整理とEUやIMFらと交渉にあたった人で、何冊か日本語訳の著書も出ています。 「ピープルズ・プラン研究所」の小倉利丸さんの翻訳から部分引用させてください。ピープルズ・プラン研究所 - ウクライナはこの戦争に勝てない―私たちは、プーチンに出口を与える道徳的な義務がある(ヤニス・バルファキス)――対ロシア制裁についてはどうでしょうか、支持しますか? 独裁的な政権に制裁を加えると、独裁者ではなく国民が被害を受けるのはいつものことです。特にプーチンの場合はそうです。プ…