昨年12月、私の直属の上司であるN社長が解任された。 (正式な解任日時は2024年2月) 解任劇は外資系企業には一般的な風景なのかもしれない。すでに私は2006年に同じく社長の解任劇を傍でみて経験していた。2007年冬には大量7人の社員の粛清(会社都合解雇)があった。ホテルの大会場に集められて実施されたこの惨劇はあまりにも衝撃的であった。一般社員までもが、業績改善と人事改革の名のもとに葬りさられた。 それからもリストラは断続的に行われた。2010年夏には5名の早期退職募集、2017年秋にも5名がほぼ指名解雇のような体で離職に至らしめた。 その都度、全社員のだいたい1割程度削減された。 それでも…