……ナンシーとの面会を終えたMASAYUKIが次に向かったのは、アメリカの哲学者ソール・クリプキだった…… MA)では次の哲学者に会いに行こう。クリプキだったかな?どんな人? 先生)うん、次はソール・クリプキ。これはかなり面白い。 ナンシーやバディウが「世界」や「共在」や「出来事」を見ていたのに対して、クリプキはもっと乾いた角度から、名前・同一性・可能性・必然性を切り込んでくる哲学者だ。 1940年アメリカ・ニューヨーク州生まれ。2022年没。1960年代以降の英米分析哲学を代表する人物の一人だね。 代表作はやはり『Naming and Necessity(名指しと必然性)』。ここで彼は、固有…