声の第一条件は、声量です。声量は最低限、相手に届く音の大きさとして必要です。しかし、大勢の場では、必ずマイクを使うので、この時代においては、声量不足で、不利なことは少なくなりつつあります。 次に、届く声がどう働くのか、その働きの大きさを伝わるということで考えていくことです。 同じことを言っても、指示の伝わる人と、伝わりにくい人がいます。笑いのとれる人と、とれない人がいます。相手を心地よくさせる人と、不快にさせる人がいます。 また、同じ人でも、声の使い方一つで、相手を心地よくさせたり、不快にさせたりするものです。同じことばでも、言い方一つで、大きく変わります。 確かに、ことばの使い方(ことばの選…