富野喜幸(現・富野由悠季)が「機動戦士ガンダム」につづいて手がけたロボットアニメ。
1980年5月8日〜1981年1月30日、東京12チャンネル(現・テレビ東京)にて放送。全39話。
打ち切られたため、完結篇は劇場版として制作され、1982年7月に公開された。
地球人が宇宙に移民するようになった未来。
伝説の無限エネルギー「イデ」を探索の為ソロ星(ロゴ・ダウ)を訪れた異星人バッフ・クランは、移民してきた地球人と接触。
お互いの誤解から戦争に発展する。
地球人たちはソロ星で発掘された第6文明人*1 の
変形・合体することで全高100m以上の巨大ロボット「イデオン」となる3つのメカと「ソロ・シップ」を
使って宇宙へ逃れるが、その遺跡にこそ「イデ」が秘められていたのだ。
主人公ユウキ・コスモは「戦う意志がない」ことを示すために白旗を上げるが、
バッフクラン社会では地球的「常識」は通用しない。
それは「お前らを地上から抹殺する」という逆の意味だった。
「スペースランナウェイ イデオン」終わりのない逃亡劇のはじまりである。
*1:第6文明人というのは地球人類にとって“6番目に遭遇した地球外文明” という意味。それまでに遭遇した第1から第6までの文明は既に滅びていた。バッフ・クランは第7文明人。