経済発展を妨げることなしに、温室効果ガス排出を大幅削減した社会。
炭素を含むエネルギー源である化石燃料への依存が温室効果ガスを大量に発生させている。 危険な気候変動を避けるためにも、低炭素社会への移行が求められている。 再生可能エネルギーやエネルギー効率の向上、断熱などによる無駄なエネルギー需要の削減など、様々な方策が考えられる。
ENEOSが、石炭や石油権益の売却を進めながら再生可能エネルギーに投資する方針だという。大型権益から撤退し、二酸化炭素(CO2)回収などを強化するそうだ。 ENEOS傘下のJX石油開発が、英国の北海油田での原油生産から撤退すると発表したそうだ。 ENEOS、英国の油田を売却 1800億円規模: 日本経済新聞 日本経済新聞によれば、JX石油の今回の売却で英国内の権益はなくなるという。ENEOS同様石油元売りの出光興産も20年にノルウェー領バレンツ海に持つ油田の鉱区権益の一部を売却するなど、石油権益の整理を進めている。 未来を見越し、座礁資産を縮小しようと、売却できるうちにできるだけ売っておこうと…
理化学研究所が9月、電気抵抗のない超電導で、2 年間の永久電流運転に世界で初めて成功と発表した。 理研ら、高温超電導接合実装のNMRで2年間の永久電流運転に成功 世界初 | 財経新聞 「超電導」とは、非常に低い温度に冷やされた物質の電気抵抗がゼロとなる現象で、「永久電流」とは、超電導物質で作られた回路に誘導されて、回路内をいつまでも流れ続ける電流のことをいう。夢のような技術で、エネルギーロスの小さい送電線やリニアモーターなどへの応用が進められているという。 電子・電気機器は、電気抵抗との戦いである。新たな商品が生まれ、その新しい機能が注目されるが、その陰で技術者たちがその低減に常に取り組んでい…
政権が変わったというのに、株価が急落している。 昨日の米国株式市場の流れもあるのだろうが、それにしても、開始早々900円近く値を下げているようだ。 世界的なエネルギー不足が懸念され、原油先物の値が上がっている影響があるという。昨日の新首相の記者会見がもう少し違う内容であれば、影響を少しやわらげることはできなかっただろうか。これだけ値を下げたということは、まったく期待されていないことの現れなのかもしれない。 前の政権がカーボンニュートラル宣言を行い、産業界が脱炭素に突き進み始めた。それもこれも気候変動対策への対応であり、世界的な潮流に従った国際協調路線であった。 その流れにあって、総選挙が優先さ…
昭和電工株式会社が廃棄プラスチックから作る低炭素水素由来の電気を使用する植物工場で野菜を育てる仕組みが川崎キングスカイフロント東急REIホテルで始まった。また、水素を利用して電気や温水を作る「世界発の水素ホテル」に廃棄プラスチック由来の水素をパイプラインで供給する。今回は昭和電工株式会社と川崎キングスカイフロント東急REIホテルの低炭素水素で資源循環に関する取り組みの詳細情報を提供します。 世界発の水素ホテルの仕組み 出典:世界初の水素ホテルの仕組み|東急REIホテル【公式】より引用 目次 詳細情報 技術内容評価 関連記事 乳タンパク質由来プラスチック販売権獲得(伊藤忠商事) ラクティプス社へ…
初めまして。miisanです。 本ブログに至った経緯 数年前までエンジニアとして働いていましたが、現在は夫の仕事の関係で休職して海外生活をしています。そこで出会った人と話をしたり、本を読んだり、動物のドキュメンタリーを見たりしているうちに、環境問題やエシカルについて興味を持つようになりました。 元々仕事に対してこのままでいいのかと悩んでいたんですが、海外生活(休職期間)の終わりが迫っている中でこのコロナ禍で一時帰国をすることになり、本気でやりたい事について考えたときに、環境問題やエシカルの分野でエンジニアの立場からできることを考えてみたいと思うようになりました。 主に興味があることは、海洋プラ…