体調を見極めながらの公務へのお出ましだという(4月、東京・清瀬市。写真/JMPA) 紀子さまのご体調の懸念はいつまでも払拭できず、「難病」を示唆する報道も飛び出した。次代の皇后であり、将来の天皇の母でもある紀子さまが受けられる大きな重圧に、打たれた一手は──。 結核は、かつて日本の「国民病」と呼ばれた。1939年の「結核予防会」の設立は、昭和天皇の皇后だった香淳皇后の下賜金によるものだ。 予防会の現在の総裁は、1994年に就任された秋篠宮妃紀子さま。 4月30日、東京・清瀬市を訪問され、結核療養所跡地や郷土博物館などを2時間以上かけて歩いてめぐられた。 精力的なご活動ぶりの一方、紀子さまのご体…