ノーマルの係り結びは、基礎の段階でよく出題されるが、入試レベルになってくるとあまり出題されない。 その中でも、「こそ-已然形、」の用法は「なむの識別」に次いで出題されやすい。 必ず覚えておこう。 重要 こそ-已然形+「、」 → 逆接(~けれども、~だが、など) 例 さこそいへ、まだ追ひやらず。(伊勢物語) 品詞分解 さ → (副詞)そう、そのように こそ → 係助詞 いへ → ハ行 四段活用 已然形(は/ひ/ふ/ふ/へ/へ) まだ → 副詞 追ひ → (ハ行 四段活用 連用形)追い出す、追いかける、向かう やら → (ラ行 四段活用 未然形)行かせる、送る、届ける、など ※ (「動詞の連用形 …