係り結びで結びの語が省略されていることはよくある。 文脈から何が省略されているのかを判断しないといけない場合もあるが、省略されている語がある程度決まっている場合もある。 もちろん古典に100%はないので合わない場合もあるが、ほとんどの場合当てはまる。 今回は決まった省略の形を覚えていこう! 重要 にや・にか → 「あらむ」の省略(~であろうか、~であるだろうか) にこそ → 「あれ・あらめ」の省略(~である・~であるだろう、~であろう) 重要 とぞ・となむ(となん)・とや・とか・とかや → 「言ふ・聞く」の省略 とこそ → 「言へ・聞け」の省略