日御子(下)【電子書籍】[ 帚木蓬生 ]価格: 770 円楽天で詳細を見る 【あらすじ 第2部「日御子」 江女、朱、炎女の物語】 倭国大乱の時代。弥摩大国の使譚安潜家に嫁いだ江女は3人子供を産んだが、舅の釜、夫の永、そして2人の子供は戦いで死に、もう1人の子朱(木)は戦場にいる。江女は残された朱の娘炎女(火)に使譚の3つの掟と、4つめの掟として、「一生懸命働いたあと仕事の中味を変えれば骨休みになる」と伝え、炎女が10歳のときに息を引き取る。 炎女は使譚の能力に恵まれた。13歳になると巫女に選ばれ、16歳で国王の側に仕える。国王に女児が誕生し、名を日御子と名付け、間もなく国王の座を譲られる。炎女…