先週の茶懐石講座は向付と煮物椀に蒸し器を使い、その他に柚餅子も実習した為、蒸し器2個を、ずっと火に掛けているような状態だった。なので一旦着席して向付の蕪蒸しをご試食頂き、また実習を進めた後に煮物椀から八寸をご試食と、少し慌ただしいような内容だった。金曜に反省点のあった鴨叩き寄せは、土曜は納得できる仕上がりだった。同じ材料を同量使った煮物椀の真薯は、それぞれの出来上がりになり、両日とも試食すると本当に面白い。レシピだけでは伝えられないこともあり、ご一緒に実習する時間を大切に思う。お持ち帰り下さった柚餅子、雨の日は室内に移動させて下さいね。まだまだ水分が多く、美濃和紙に八丁味噌の茶色が滲んでいます…