リンカーン大統領の奴隷解放令以後、白人による黒人の差別は減ったとはいえ、20世紀になっても黒人蔑視は残っていた。キング牧師は1955年からこの差別撤廃運動に身を挺し、ノーベル賞受賞後暗殺されるが、黒人と白人の差別をなくすことに成功する。この一連の運動を公民権運動という。
I have a dream! のフレーズで有名な演説がある。
3月11日を迎えるたびに、なぜかこの歌が聴きたくなります。 www.youtube.com まだ希望という言葉が身近にあった1963年8月28日に行われたワシントン大行進で、若き日のジョーン・バエズはこの歌を歌い、キング牧師はあの有名な" I Have a Dream "という演説を行いました。しかしこの映像にも描かれているように、公民権運動の原動力となったのは、つつましく、しかし勇気をもって生きる無名の人々の献身でした。 いま我々は希望から遠く離れた時代を生きていますが、それでも21世紀を希望の世紀にするために、残りの人生をすごしていきたいと考えています。
🕊️ ローザ・パークス:世界を変えた「座り続ける」勇気 みなさんは、ローザ・パークスという女性を知っていますか? 1955年のアメリカ。当時は今では信じられないような「人種差別」のルールが法律で決まっていました。バスに乗る時も、白人は前の席、黒人は後ろの席と分けられ、白人の席が足りなくなれば、黒人は自分の席を譲らなければならなかったのです。 12月のある日。仕事帰りで疲れていた42歳のローザさんは、バスの運転手に「席を譲れ」と命じられました。でも、彼女は静かに、しかし断固としてこう言いました。 「No.(いいえ)」 彼女が拒否したのは、単なる席の移動ではありません。人間としての尊厳を無視する「…
アメリカ南部のジョージア州は、いわゆるバイブル・ベルト(Bible Belt)の一部であり、キリスト教信仰が生活文化や地域社会に深く根付いています。人口10万人あたりのプロテスタント系教会の数は全米平均を上回り、特にメソジスト教会やバプティスト教会が多く存在しています。 ジョージア州で起こった第二次大覚醒とメソジスト、バプティストのリバイバル運動は、現在のアメリカ保守派を支えるキリスト教福音派(Evangelicals)の思想的・宗教的ルーツとなっています。今回は宗教が地域社会や政治文化に与えてきた影響の連続性を振り返ります。 第一次大覚醒(1730年代~1750年代) アメリカでは、社会情勢…
1962年の風は、いまも背中を押します。ボブ・ディランの問いを「評価の編集術」に変える物語 How many roads must a man walk down / Before you call him a man? 一行の問いが、働き方の骨格を変えます。「どれだけの道を歩けば、人は一人前と呼ばれるのか」。1962年に生まれたこの矢は、いまも鋭いままです。突き刺さるのは経験の“量”ではなく、尊厳の“基準”です。 基準が曖昧だと、人は必要以上に歩かされます。歩いた距離だけ疲れ、挑戦は遅れます。その遅れは、個人だけでなく組織全体を重たくします。もったいないですよね。 歴史を少しだけ振り返ります…
アメリカAP通信4/20 アメリカではトランプ政権になってから、これまで以上にLGBTQに反対する風潮が活発化しています 裁判にかけられる絵本は「王子と騎士・Prince and Knight」です。内容は、王子がドラゴンを投げ縄で捕まえ、輝く鎧をまとった騎士を死の淵から救った。しかし王子は足を滑らせ、転落する。騎士と馬は、王子に恩返ししようと駆け寄り、そして二人の男は恋に落ちるという、LGBTQのキャラクターが登場する内容です。 宗教上の理由で反対するメリーランド州のLGBTQに反発して結成された保護者団体「キッズ・ファーストKids First(トランプはアメリカン・ファースト)」は、その…
「アメリカ歴代大統領34」(アイゼンハワー)の続きです。“引用” は特に明記がない限りウィキペディアからの引用です。 (35)ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ(1917-1963;1961.1.20-1963.11.22) ・最も若い年齢で選出された大統領(43歳8か月)(昇格時では42歳のセオドア・ローズベルト) ・初めての20世紀生まれの大統領,初めてのカトリック教徒の大統領 == 19世紀,曽祖父,アイルランドからボストンに移住 1858年,祖父パトリック・J・ケネディ生まれる。民主党員として活躍 1888年,父ジョセフ・P・ケネディ生まれる。ハーバード大を出,金融業で財産を築く j…
アメリカ合衆国に縁ができているので、アメリカ合衆国の歴史を知るため読んでみた。 ルサンチマンが色濃く見られる。おそらく、アメリカ黒人の歴史は、「奴隷」の記述が主になり、ルサンチマン全開でも仕方がないことなのだろうと私は解釈した。 本田創造の岩波新書「アメリカ黒人の歴史 」を、本田さんの「弟子」である上杉さんが書きなおすという「宿題」に取り組んだ結果というのが、この本が成立した背景にあるという。 アフリカとの「奴隷貿易」の結果としてアメリカに連れてこられた「奴隷」。自由も無く、「人権」もない、日本人の考える「差別」という言葉では説明できないような苛酷な境遇。そういう人たちのことが書かれ、リンカー…
★★★★☆ あらすじ 黒人の選挙権を求め、アラバマ州の州都モンゴメリーまでのデモ行進を計画したキング牧師らは、様々な妨害に遭いながらも実現の道を探る。 www.youtube.com 1965年に行われたアラバマ州セルマからモンゴメリーへの行進を基にした作品。アカデミー賞作品賞など2部門にノミネート。原題は「Selma」。128分。 血の日曜日事件 (1965年) - Wikipedia 感想 アメリカの公民権運動で、キング牧師が行なったデモ行進を題材にした物語だ。彼が有名な演説「I Have A Dream」を行ったワシントン大行進の話かと思っていたのだが、実際はその二年後に行われたデモ行進…
ブログの洋楽のカテゴリーがほとんどサイモン&ガーファンクルですがまたポール・サイモンの作品です。ブログを書き始めて思ったんですがこの人は詩人ですね。この曲はボブ・ディランばりの社会的メッセージを持ったプラテクトソング(抗議の歌)です。「教会は燃えている」という衝撃のタイトル。 1965年リリースの(The Paul Simon Songbook)からの作品です。 www.youtube.com *[Chorus] A church is burning The flames rise higher Like hands that are praying, aglow in the sky Li…
※お薦めしたい名著 ☆アメリカの黒人公民権運動の指導者、♦マーティン・ルーサー・キング牧師と世界平和統一家庭連合の♦文鮮明師には多くの共通点があります。この著書は、♦アメリカ史に残る激動の時代、キング牧師と行動を共にした牧師たちが、文鮮明師の思想とその運動に共感、共鳴し、💜その証言をまとめた「魂」の著書です。 目次 序 章 「汝の敵を愛せ」を貫いた二人の宗教家 第一章、 「非暴力」の松明(たいまつ)を掲げて 第二章、 預言者は死んでも「神の真理」は前進する 第三章、 キング牧師とホワイトハウス入りした日 第四章、 この世を去るまで、文鮮明師と共に働きたい 第五章、 「壁」を取り払い、人類を一つ…