通常,10年以上のキャリアを持つ裁判官の官名。
それ未満の裁判官は判事補である。
しかしながら,裁判官の呼称は通常「判事」である。
本当ならば,判決の裁判を一人で行うには,判事でなければならないが,特例判事補になれば,それが出来る(判事補の職権の特例等に関する法律)。
裁判所法42条 (高等裁判所長官及び判事の任命資格) 高等裁判所長官及び判事は、左の各号に掲げる職の一又は二以上に在つてその年数を通算して十年以上になる者の中からこれを任命する。
一 判事補
二 簡易裁判所判事
三 検察官
四 弁護士
五 裁判所調査官、司法研修所教官又は裁判所書記官研修所教官
六 前条第一項第六号の大学の法律学の教授又は助教授
2項から4項まで省略