芋虫やウジ、あるいはミミズのような生き物を見たとき、反射的に「気持ち悪い」と感じる人は少なくない。 しかし、よく考えてみると不思議でもある。 大型肉食獣や毒蛇なら、人間に直接危害を加える可能性があるため、「怖い」と感じることには分かりやすい理由がある。一方、多くの幼虫は人間を襲わない。それにもかかわらず、強烈な嫌悪感を引き起こすことがある。 では、この感覚はどこから来るのだろうか。 一つの仮説として、 人類の進化史において、幼虫が生存や健康に悪影響を与えてきたため、幼虫を嫌う性質が自然選択によって残ったのではないか。 と考えることができる。 この仮説は完全に間違っているわけではない。しかし、現…