都はるみの代表曲の一つ。阿久悠作詞、小林亜星作曲。 1975年発売。演歌にニューミュージックの作風を取り入れたこともあり幅広い層に受け、翌1976年には第18回日本レコード大賞を受賞した。 サビの「女心の未練でしょう」というフレーズが「女心の未練でしょうか」と誤って歌われがちである。これに対して作詞者の阿久悠は、「未練でしょうか」では歌詞の意味がまったく変わってしまうとエッセイで指摘している。
舟唄/八代亜紀 ほか 明日、5月27日が「百人一首の日」であることに因んで、和歌のように五七調、あるいは七五調の形式を採用している歌詞の代表曲を紹介したい。 といっても元々そのような見方をして、どの曲がそれに該当するか?ということを把握できているわけではなく、今回対象となる曲をイチから選んで投稿したものである。 結局、今回選曲したのは5曲とも「七五調」だったのだが、多くの曲が「七五調」を採用しているわけではなく、5曲はいずれも数少ない「七五調」の代表曲と言ってもよさそうである。 <北の宿から/都はるみ(1975年)> 都はるみの68枚目のシングル 1976年日本レコード大賞受賞曲 twilig…
ライク・ア・ヴァージン/マドンナ ほか 2005年11月6日、38歳でこの世を去ってしまった本田美奈子。 デビューしたての頃、可愛らしいルックスに似合わないダイナミックな歌唱と躍動感のある振り付けが印象的だったが、その後、ヘソ出しルックにしたり粗っぽい歌唱を取り入れたり、大胆、奔放に活動していていくうちに徐々に露出の機会が減っていってしまったように思う。 その後、ミュージカルでの活躍ぶりを聞いて嬉しく思っていたところが、病魔におかされてしまったのは残念な限りだ。 もし、存命なら、生来の歌唱力を生かして、いろいろなジャンルの曲を聴かせてくれたことだろう。 <北の宿から/都はるみ(1975年)> …
『何もしなければ道に迷わないけど、何もしなければ石になってしまう。(阿久悠)』 兼業禁止をかいくぐって仕事をする時に、「悪友」をもじって、「阿久悠」を名乗ったという経歴の持ち主です。作詞の仕事が途切れず、この名前を使い続けたといいます。 作詞家として、多くの作品を作り、音楽賞でも多くの評価を得ました。 そのような背景を感じさせるフレーズです。 ついつい何度も読み返してしまう、流石、名作詞家が紡いだ文章ですね。 「道に迷いたくない」という葛藤を多くの人は抱えています。 その無難な着地点は、現状維持なのかも知れませんね。 それは、「石になる」ことだと、このフレーズは語っています。 確かに、現状維持…
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▼歌声を聴くと冬の景色が思い浮かぶ! 吉幾三が哀愁感を漂わせて歌う「北の宿から」 www.youtube.com ▼本ブログの記事はこちら! 北の宿から/都はるみ twilight-tasogare.hatenablog.com
雨の慕情/八代亜紀 ほか 作詞家としてのレコード・CD総売上枚数こそ、秋元康にトップを譲っているが、やはり作詞界の王者と言えば阿久悠だということに異論はないだろう。 今回選出した曲はいずれもレコード大賞受賞曲で、5曲の受賞は最多記録であり、秋元康の4曲を上回るものである。 5曲を並べてみて感じるのはそのタイトルの秀逸さで、ヘンな横文字のタイトルもなければ、安易な○○の□□□といったものも少ない。 タイトルが良いから名曲になるのか、名曲だからタイトルが輝いて見えるのか、はたまたタイトルは作詞家がつけているのか、など不明なところもあるが、どれも素晴らしいタイトルなのは間違いない。 <また逢う日まで…
小林亜星さんの名曲の中から、北の宿から(都はるみ) を吹いてみました。 www.youtube.com
CMソング、アニメソングの横綱、小林亜星さんが88歳で亡くなられたニュースが飛び込んでまいりました。 小林亜星さんは、1932年8月11日生まれ。慶應義塾大学医学部に入学した秀才ですが、音楽にのめりこみ、経済学部に転部して卒業。その後作曲家として花開き、実に6000曲以上もの作品を残しました。CMソングやアニメソング、歌謡曲、テレビ番組のテーマ曲まで多岐にわたり大活躍されました。 <コマーシャルソング> レナウン「ワンサカ娘」弘田三枝子 を皮切りに・・・ レナウン「イエ・イエ」朱里エイコブリヂストン「どこまでも行こう」山崎唯ほか日立グループ「日立の樹」(この木なんの木)日立製作所「日立キドカラ…
都はるみの68枚目のシングル1976年日本レコード大賞受賞曲 自分の幼少の頃、演歌界の代表格といえば、なんといっても都はるみだったように思う。 年末恒例の「レコード大賞」を初めてテレビでしっかり見た時の大賞受賞曲がこの曲だったことを今でもよく覚えている。 やや斜め上を向いて歌いあげる独特のスタイルは今でも変わらないらしい。 「寒さ」や「未練」といった歌詞は、まさに演歌の世界そのものだ。 そのせいなのか、演歌は「暗い」ものだというネガティブなイメージが染みついてしまった。 あなた変りはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの未練でしょう あな…