これはユニークな展覧会。 館が所蔵する昔の物品を展示するのは多くあれど、その中から「珍しい」ものをセレクトし並べている。 例えば「牛乳瓶のふたあけ」は実際に小学校で使われていたもの。脇には年代別に「知っていた」「知らなかった」と来場者がシールを貼る紙も置かれ、世代別の認知の差が一目瞭然。 同じく学校で使われたものであれば黒板の前に掛けて生徒に見せた大きな算盤とか。 また、「これは何に使われた道具でしょう?」との三択問題もあり。 設問そのものがヒントも、ある程度年齢を重ねた自分でも全く見当が付かないものも。 一方で、昔の農具が置かれたコナーには何故か黒電話がぽつんと置かれる違和感。 かまど や …