鹿児島土産の売り場で「かるかん」と「かるかん饅頭」が並んでいると、名前が似ているため同じ菓子に見える。だが、昔ながらの基本形で比べると、いちばん分かりやすい違いは餡の有無と形にある。 かるかんは、かるかん粉と山芋、砂糖、水を合わせて蒸した、白い棹物の菓子。かるかん饅頭は、その生地で小豆餡を包み、丸く蒸したものだ。生地は近いものの、餡が加わることで甘さの感じ方、口どけ、山芋の風味の伝わり方まで変わる。 この記事では、鹿児島の郷土菓子「かるかん」を検索している人に向けて、かるかん饅頭との違いを、餡・食感・材料・選び方から整理する。なお、味の表現は製法と公式資料に基づく一般的な特徴であり、特定商品を…