結果発表 風五月口笛さそふひばり唄 瞳人 子を持たぬ二人の暮らし燕孵る アゼリア ◯(道人)やや即き過ぎのきらいはあるが、山国の老夫婦の穏やかな暮らしぶりに共感できる。 〇(卯平)このような家族も増えつつある。「燕孵る」が直截的ではあるが。 〇(めたもん)「子を持たぬ」ことへの何ともいえぬ思いが静かに伝わる句です。 〇(幹夫)五匹の元気なつばめの子は口を「ピーチク・パーチク」ひっきりなしに動かせ、母の餌を待っている。取り合わせの対比に共感。 虚と実のあわい藤の香藤の波 珠子 〇(楊子)リフレインがいかにも藤の房の揺れと合っている。 〇(餡子)あれだけの藤の花房の中に入ったら、頭がクラクラします…