基本命式の内外格や(扶抑・専旺)用神を出す事は勿論重要ですが 内・外格は別にしても用神重視の推命は、時に判断にずれが生じる 場合があります。私は師の教えで時の流れと共に運(大運)との出会い等から 副用神や大運の通変星を用神として使う事があります。 この方は正財ですが、青年期の乙甲の食傷を生きる道として選んだようです。 特に日干壬の場合、制約過多は生き辛くできれば異路の道が良いそうです。 この方は良い時期に食傷運との出会いがありました。 辛の印綬は時干ですので、この出会いは運の良さとしか言う他はありません。 調節期としては最高です。 又、この場合の正財はついて回る財ですから あまり努力を要しませ…