しぶとく居座るハエに名前をつけた。 去年は「ハエ吉」今年は「ハエ次郎」弟という設定。 こんにちは、母です。 一人息子がまだ小学生だった頃、二人でよくハエに名前をつけた。どうやったって窓から追い出せないのだから、名前をつけて可愛がってやろうと。「ハエ吉」あんなに鬱陶しかったハエがなぜだか愛おしく感じた。ハエ吉はたいてい網戸にへばりついている。手足をこすり合わせ「どうか命だけはご勘弁を~」と命乞いしているみたいでみょうに笑えた。ハエは口だけではなく足の先でも味を感じることができるため、手足のゴミをつねにこすり落としてきれいにする必要があった。ハエが人に寄ってくるのは人間の汗や皮脂、食べ残しを好むか…