巷ではネットスラングが溢れている。近頃は、技能実習生という移民労働者も増えた。技術的には、AIの進歩等もあり、スマホで日本語入力する作業が簡略化される時代が近づいている。 だが、簡略化され、ありふれた日本語を使う人はどういうタイプの人なのだろうか? 物事や社会事象等、全般について深く考える習慣がなく、必要最低限の読書すらせず、休日や深夜に、テレビやネットチャンネルの娯楽番組にかじりつき、文化的に劣化しつつある大衆をイメージせざるを得ない。 日本が文化的に劣化するということは、言語面では美しい日本語、いわゆる大和言葉が消滅することを意味する。 幸いにして、美しい日本語辞典の発刊が相次いでいる。 …