2020年代の街はキラキラと輝いていて美しい。この2年ぐらいとくにそう感じます。おそらく大阪・梅田の印象がそうさせていると思いますが、1970年代の梅田を知っている身からすると、まるで異世界です。 あの頃と比べて たとえば私が若者だった1980年代は、言うまでもなくバブル景気に湧いていました。もちろん、街はキラキラと輝いていました。とくに80年代後半に首都圏にいた私は、その最高の空気感のなかで我を忘れ(笑)のびのびと過ごしていたわけです。 ただ、80年代の美しさには「ハリボテ」の面もあって、たとえば飲食店などは「内容が伴わないのに外見だけ格好がよい」というケースも当たり前のようにありました。「…