和声法

和声とは言わば4声体の音楽による短編推理小説。あらゆる音に必然性がある。作成者による実施例は見事だが、曲の後半などでたまに自分の実施の方が良いように思えると、一矢報いた気分になる。同じく作成者による過去の入試問題の実施例も掲載。 僕が東京藝大大学院を修了する際、提出作品に関する面接で、「僕はこういう曲は分からないから…」と仰った優しい先生。合掌。

最近Lang-8で、フランス人と興味深いコメントのやり取りをした。 F(フランス人): 文中 évidemment とあるけれど、それは「目に見えて」変わった、という意味？それとも「明確に」変わった、と言いたかった？微妙な違いがあるよ。M(私): évidemment に「目に見えて」という意味があるとは知らなかった。「確実に」変わった、と言いたかった。F: それなら「変わった」の前に évidemment を置くと良い。副詞が修飾する動詞が複合時制で活用する場合、副詞は助動詞と複合過去の間に置かれる。M: 副詞が位置によって意味を変えるとは全く知らなかった。F: 位置が常に意味を変えるという…

代官山音楽院 代官山音楽院で、作曲の生徒一人のレッスンが終了し、面談を行った。生徒とは言え、自分の親よりは少し若い年代の方。高校生の頃、作曲の才能を音楽の先生に認められながら理系の道へ進まれた。3年前、第一線を退いてから私のレッスンに来られたが、最近手術を受けられ、体力や意欲の減退でレッスンを続けられなくなり、大変残念がっておられた。 渋谷駅前 作曲を教えるのはアイデアのヒントを授けること。生徒が音を生めるよう手助けする、助産師のような営み。時にはしゃがみ目線。趣味の方に教えるのは相手は立ち、こちらはしゃがんで相撲を取るようなもの。精力的にたっぷり書かれ、しっちゃかめっちゃかにこんがらがったも…

静岡県立韮山高校同窓会のホームページに、僕のメールマガジンが載りました。このホームページの「龍城のWA！」というコーナーは、いろんな卒業生が自らをPRするコーナーで、毎月配信しています。「龍城」とは、校舎のすぐ隣にある、こんもりとした丘のような「龍城山」に由来し、学園祭のことは「龍城祭」と言いますし、年2回発送される同窓会報のタイトルにもなっている、韮高の代名詞です。僕のメルマガは、総合タイトル「現代音楽って？」・第1回「ウインドオーケストラ@サントリーホール」としました。 函南 コンクール―韮高から芸大って、すごく意外に思えますけど、最初から作曲専攻なのですか？音楽は数学的なので、もしかして…