四月大歌舞伎『木挽町のあだ討ち』を観ました。 とっても好きな作品で、結局3回も観てしまった…!感想です。 ※ネタバレしています。公演は終了しましたがこれから配信を観る方、小説を読む方はご注意ください。 まず、季節の移ろいがとても美しく描かれている作品だなと思った。 最初の伊納家の場面では、桜が咲いていたりホトトギスが鳴いていたりと春を感じる。 次の、伊納菊之助(市川染五郎さん)が森田座を訪ねる場面は夏。 森田座裏手の、栄二(澤村宗之助さん)とほたる(中村壱太郎さん)が衣装を干したりする場面は秋。 そしてやっぱり日本人にとって仇討ちと言えば冬なのか、仇討ちの場面では雪が降ってた。 美しいのと同時…