小さい頃から病院が苦手だ。今でもできる限り病院に行かないようにしている。 苦手になったのは理由があって、それは小学1年生の時に2週間入院し、2度手術を受けたからだ。生まれつき喉に大きなできものがあって、それを除去する手術だった。小学1年生にとって貴重な夏休みのうち2週間を病院で過ごしたため、人生の体感時間的には病院生活はもう十分と悟ったのだ。 結果的に手術は成功し、当時の医師や看護師には感謝しかない。でも小児病棟で過ごした2週間は陰鬱としていた記憶が強い。短期間で退院していく私に対して、長期入院を余儀なくされている(あるいは病院外での生活すら経験できない)子供たちにとって、羨ましいと同時に、恨…