2016年の芥川賞受賞作品です。 ページ数も150ページくらいで少なく サクッと読めますが・・ なかなか考えさせられる話だなぁ~と 思いました。 内容としては・・(ネタバレ注意です) ふつーの環境 ふつーの家庭 で育てられたきた36歳独身女性のお話。 ただちょっと子供の頃から変わりもの。 ・小鳥の死骸を見て悲しむのではなく、 焼いて食べたらどうかと本気で思う。 ・友達同士の喧嘩を止めようとする時に、 自分がスコップで殴りかかって止めようとする。 親も妹もそんな主人公を心配する。 そんな家族の反応を見て 主人公自身も、「私は変なのだろう」と思いはじめる。 ただ家族には心配をかけたくないという思い…