平年より10日も早かった、2023年・東京の桜の開花。 花冷え、花曇りと昔の人はよく言ったもので、春爛漫のウキウキ感はなかなか実感できない天気が続くけれど、ひとの体はきちんと春を迎えているのだ、と思う。雲が切れた一瞬の光はぐっと澄んであかるくなり、都会の空気もキラキラをまぶされた弾むような気配になり、たとえ曇天の下でも墨田川の両岸はけぶるようなピンクに染まっているのを見ると、まぎれもなく一年のなかでも特別な季節、春が訪れたのだと実感する。 というわけで、毎年この時期お決まりの肌の絶不調、そして春分前後の体調絶不調。 私にとっては恒例のスキンケアの見直し、テコ入れの時期だ。 2019年の終わりか…