奇跡という言葉は、私にとっては「嘘」だった。娘が生き返ることこそが奇跡であって、それは永遠にあり得ない。ありえないことが起きてこそ奇跡だから、奇跡はこの世に存在しない。とまで思っていた。しかし、野田さんの出現によって、私は生きていていいのだと思えたし、娘の存在を今は強く感じることができる奇跡を味わっているし、昨年他界したのぶさんの魂も、すぐそばにいてくれている感覚がある。さらに言えば、このまた会えたときにラジオドラマ企画を始めてから数々の奇跡が起きてきた。まず、私の体調。実際には種々の数値は変わっていない。出来物も消えていはいない。ではなぜ動ける?なぜ希望を失わない?なぜ書くテンションが下がら…