家庭教育で子どもの良い点に目を向け,それを伸ばしていくことで,将来子ども自身が納得のいく人生を歩みやすくなります。しかし,保護者様の中には「うちの子には良いところが本当に無いんです」「何の才能もありません」と言う方がいらっしゃいます。本当にそうでしょうか。 「良いところがない子」はいない 例えば,集中力が途切れやすく,短時間でコロコロと興味の対象が移り変わる子がいます。「集中力が無い子」と見ることもできますが,「色々な物事に興味を抱ける子」とも見ることができます。 理解力が低く,なかなか物事のコツが掴めない子も,見方によっては「要領が悪い子」ですが,別の見方をすると「一つのことを粘り強く続けら…