先日、久しぶりに長女の小学校時代にお付き合いのあった母様から連絡があった。仮にMさんとしておこう。 特に用事があったということではなく、「ふと、あなたのことを思い出してね」と、連絡してきたそうだ。Mさんは、おそらく私よりも一回り以上も年上で、40過ぎてから産んだ一人息子を、それはそれは溺愛していた。 子供同士の喧嘩にも、子供を差し置いて出てくるものだから、他のお母様方からの評判はすこぶる悪かった。海外暮らしが長ったとかで、いわゆる欧米礼賛といった思想を持った方だったので、外国の血が入っているミックスの我が子たちがいたくお気に入りだった。周りのお母様方からは、「あの方とお付き合いしない方がいいわ…