横尾忠則と並ぶ昭和期の日本を代表する挿画家、グラフィックデザイナーの一人。 1934年生まれ、愛知県出身、名古屋市立工芸高等学校図案科卒。 黒炭、鉛筆などによる少女の人物画などが特徴とされる。 50年代から鬼才イラストレーターとして活躍し、寺山修司の舞台、宣伝美術を手がけ時代の寵児となった。 近年、コクーン歌舞伎の宣伝画や、ダンス+音楽の舞台の芸術監督を務めるなど、活動分野は幅広い。 56年日宣美特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞挿絵賞、99年紫綬褒章受章。
LUNATICO 宇野亜喜良1987=1990 / 新書館 / 1990 / 258x218mm / 70p / ハードカバー は「本まるさんかくしかく」で販売中です。 hon034.stores.jp 日本を代表するイラストレーター、宇野亜喜良の四年間の仕事を集成した豪華画集。 オールカラーで、全七十作品を収録しています。先日、宇野さんのイラスト栞付き書籍に問合せがあって、栞だけ購入希望でした。ビックリしましたが、本書を見返してみれば、然もありなん、ですかね。
小さな青い馬ぶん・いまえ よしともえ・うの あきらポプラ社(おはなし名作絵本 6)1970年7月 第1刷1990年4月 第21刷 5才~8才向 ポプラ社のおはなし名作絵本シリーズ6、図書館で借りて読んでみた。 文の今江祥智(いまえよしとも)さんは、 1932年、大阪生まれ。 同志社大学文学部英文科卒業。 聖母女学院短大で児童文学を講じながら 著作に従事。著書に『海の日曜日』、『ちからたろう』『おじさんによろしく』など。 おっと!なんと、『ちからたろう』の作者さんでした!町田康さんが、『俺の文章修行』(幻冬舎)の中で、1000回よんだという、町田さんの 文章の原型と世界観をつくったというお話にで…
東京旅行。文化庁メディア芸術祭が無くなってしまったので行くきっかけが無くなってしまい、またインバウンド増加の影響でホテル代がバカ高くなってしまったため、昨年は母の荷物持ちで行ったのみ。ま、それはそれで以前は周りを眺めただけの山の上ホテルのスイートに泊まれたので(母の奢りで!)ある意味立派な建築ツアーか。今回は予算から一泊のみ、ブランクーシと宇野亜喜良の展覧会を見るのが目的、建築見物は余力があったらにするという予定。 行きはマイルを使い9時半に東京着、アーティゾン美術館へ。ブランクーシ展。フランソワ・ポンポンやブランクーシこの辺りの具象だけれどかなりの抽象化がされた立体作品が大好物。 「眠れるビ…
LUNATICO 宇野亜喜良1987=1990 / 新書館 / 1990 / 258x218mm / 70p / ハードカバー / は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp なんだか 覚えているというか 見慣れたカンジも。 リアルタイムで 見ていたかは 分からないけど。
信太の狐 ポプラ社 この本の初版は、2004年2月だったそうなのですが、 宇野亜喜良氏による絵が非常に美しい上にリアルで、 さねとうあきら氏による、 安倍保名(あべのやすな・安倍晴明の父)と狐の葛の葉(晴明の母と言われている) との出会いから始まる 安倍晴明の出生譚が、胸を打ちます。 私は宇野亜喜良氏の絵がこのような連続の物語として 動いている(見える)のを初めて見たのですが、 毎ページ毎ページの深みや人物の表情が素晴らしく、 まるでドラマか動画を見ているかのように、 奥行きのあるその場面場面が ページをめくるたびに展開されるのに驚きました。 言い方が悪いかもしれませんが、 表紙から想像するよ…
春信 美人画と艶本 (とんぼの本) 作者:真一郎, 中村,順子, 佐伯,忠, 小林,美一, 林 新潮社 Amazon 宇野亜喜良(2)の続き: 飛行機や汽車の絵に飽き足らず、否、むしろ講談社の「絵本」の挿絵を好み「模写」し腕を上げていた亜喜良少年が、妹の『それいゆ』が気になりだしたのは、ちょうど中学生になって異性がさらに気になりだしたことや(もともとお医者さんごっこが大好きだった)、父が絹織物に描いていたもの(何を描いていたかは記されていないが、絹織物だけに女性的でたおやかなモチーフだったのではないだろうか)、さらには自宅で偶然に見つけてしまった和綴じ本の「春画」の影響、加えて亜喜良少年自身の…
絵はうまくなるのか? さあ、本日も懲りずにやってきました 自分で検証してみようシリーズ また引き続き、どうしようもない企画に参加していただけると嬉しいです みなさまの箸休めブログなので、ゆっくりしていってね! リクエストなどがあれば、どんどん描いていきたいと思いますので、コメントお待ちしております はい、つべこべ言わずにまずは描きます 1か月目の軌跡のまとめはこちら www.udablog.com 2か月目の軌跡のまとめはこちら www.udablog.com 3か月目の軌跡のまとめはこちら www.udablog.com 4か月目の軌跡のまとめはこちら www.udablog.com 昨日は…
昨日のお月さま まだ薄暮の時間帯で、珍しくスマホでもしっかり三日月の形が撮れました。 そして右に目を転じれば、西の地平線には陽が落ちていくところ いつもながら素晴らしい夕暮れですが、今日はお月さまに巻頭を飾ってもらいました。 もう少しで十三夜 今日は、個別のお客様へのご連絡を兼ねて、在庫などのお知らせ 1.ムッシュムニエル 何冊か、とお話ししましたが、今の在庫はこの一冊だけでした 思えば、30年以上前に我が家の子供達にも大ウケのこのシリーズ 一直線にこの本に手が伸びるなんて、、、将来が楽しみな子です!! 2.宇野亜喜良 なぜか、わがやのオカミがあんまり好きでない。。。 よって、ちゃんとした(?…
#美術手帖 1960~1970年代特集~約50年の時を超えて 2020年10月20日号 その5 #ルフィーノ・タマヨ 宇野亜喜良 真鍋一男 岸田劉生 流政之 シャガール 美術手帖 1960~1970年代特集~約50年の時を超えて『美術手帖』は、#美術出版社 の隔月刊の美術誌。愛称は『BT』。A5サイズ。1948年創刊。近現代美術を中心に、内外の美術動向を紹介する雑誌である。各号ごとの特集のほか、海外ニュース、展覧会ガイドなどを掲載。Amazon.co.jp : 美術手帖 美術出版社 美術手帖 1964年 9月号 レオナルド・ダ・ヴィンチの発明 ジャン・フォートリエ 作者:大下正男 発売日: 1…
先月、愛知県の刈谷市美術館にて開催中の “宇野亜喜良展 本にみる少女譚” を見る機会があった。イラストレーター・宇野亜喜良の初期作品から昨年の仕事まで、点数は多くないがその精力的な創作が展示されている。