答えは最後の最後に自分でだすもの。 このドラマは答えを出すヒントが、たくさんあったけど普通の人の人生はまた違う。 玲央と鉄平が似ていると思い込んでいたように、長い年月の間に忘れてしまうこと、あいまいな記憶を決めつけてしまっていることがいっぱいある。 もしかしたら、今でも心の奥に焦がれた人の影を抱えて、今の生活とは違う人生を思うこともあったりする。 私自身にとってはその純粋な思いも、”ダイヤモンド”だ。 そんなことを考えるドラマだった。 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)が始まったとき、「『ねえ、いづみさんって、何者?』という質問を、このドラマそのものに投げかけたくなる第1話だった」と…