【富山省吾プロデューサー (2)】 富山「ハリウッドの生み出した怪獣が天才ギーガー(H・R・ギーガー)の『エイリアン』(1979)。そのギーガーを映画界に招いたのがホドロフスキー(アレハンドロ・ホドロフスキー)の「DUNE」(未映像化)だったと聞いてびっくりしました。ホドロフスキーとギーガーがやったら、どれほどすごかっただろう。ぼくらの頭の中で見るしかない。
【金子修介監督(2)】 金子「低予算であっても魂を込め、アイドルの美脚を撮るためにも対社会的視点が必要かな(一同笑)。怪獣映画は、怪獣が嘘で他を厳しく選定しないとお客さんは納得しない。そのへんは、大森さんよりぼくのほうが厳しく設定を構築してると(一同笑)。
『ゴジラ』(1954)から61年。昨2014年にはアメリカのレジェンダリー・ピクチャーズ制作の『GODZILLA ゴジラ』が大ヒット。日本でも久々のシリーズ最新作『シン・ゴジラ』が2016年に公開されることも発表された。
大企業の重役が誘拐され、犯人はその身代金3億円の受け渡しのテレビ中継を要求。謎めいた指示で警察とマスコミを翻弄する犯人に、叩き上げのベテラン刑事(渡哲也)とアメリカ帰りの若手刑事(永瀬正敏)が立ち向かう。