退職お父さんだよ。 図書館の開架にこんな本を見つけたので借りて読んでみたよ。 われ敗れたり コンピュータ棋戦のすべてを語る (中公文庫) 作者:米長邦雄 中央公論新社 Amazon とても面白かったので紹介してみたい。 著者米長邦雄はプロ棋士(名人経験者)であり、引退後は2005年から2012年に亡くなるまで日本将棋連盟会長を務めた人物だ。彼が会長にいる間にどんどん将棋AIが強くなり、プロ棋士とAIの対戦の機運が高まった。会長としてこの流れを将棋の発展に繋げたいと考えて、 第1回電脳戦(2012年開催) という棋戦を作り、自らが将棋AI ボンクラーズ(2011年コンピュータ将棋世界選手権優勝)…