江戸時代末期、というと尊王(皇)攘夷という言葉がよぎると思います。 漫画や小説などから幕末に興味を持つと、だいたい幕末=尊王攘夷なんですよね。 たしかに尊王攘夷論は幕末の特徴ではありますのでイメージとしては持っておいて良いと思いますが、尊王攘夷論が巻き起こっていたのはせいぜい10年程度です。 まず尊王攘夷とは何かというと、尊王(皇)=天皇に政権を持たせる、攘夷=外国人を退けるという思想の合体です。 1853年、ペリーが来航しました。黒船来航、鎖国だった日本に開国を要求するという出来事です。江戸幕府は翌年1854年に日米和親条約を結び鎖国体制を解き開国をしてしまいます。これにより幕府の弱腰外交に…