2024年11月27日-12月3日 ・伊藤計劃『In Indifference Engine』 ・伊藤計劃、円城塔『屍者の帝国』 ・J.Soori, Angy, ハンナオ, 武石文子『セマンティックエラー2』 ・尾上与一『プルメリアのころ』 ・ミランダ・ジュライ(岸本佐知子訳)『いちばんここに似合う人』 以下コメント・ネタバレあり
今回は、尾上与一先生の小説「蒼穹のローレライ」についての記事です。 こちらの作品は長いこと絶版になっていたのですが、2024年2月に徳間書店から復刊されました。 私は気になって購入したは良いものの、戦争を取り扱っている作品ということもあって、読み始めるまでに時間がかかってしまいました... 一度読み始めたらすっかり没入してしまい、あっと言う間に読み終えたんですけどね。 以下、微ネタバレありです。 蒼穹のローレライ 1945シリーズ (キャラ文庫) 作者:尾上与一,牧 徳間書店(Chara) Amazon あらすじ 【見所】塁が残した言葉。やるせなさの中にある仄かな温かさと救い。 おわりに。同シ…