平安末期の歌僧西行法師の家集。成立年は不詳、治承・寿永の乱(源平合戦)の最中か直後だと思われる。俊成・良経・慈円・定家・家隆ら五人の家集とともに六家集の一に数えられ、山家和歌集、西行法師歌集の別名がある。西行生前の撰を後人が増補したと見られ、西行の自撰なる『山家心中集』や、『西行上人集』との関連が注目される。 自然と人生を詠い無常の世をいかに生きるかを問いかけている。
BTCUSD L. One must refrain from initiating a position. 山家集 308 西行法師 うれしとや待つ人 ごとに思ふらん 山の端出づる 秋の夜の月 Track all markets on TradingView Track all markets on TradingView One must refrain from initiating a position. www.cmegroup.com www.hfm.com hapitas.jp u294753618rr.hatenadiary.jp ———————————————————————…
出家してもなお、桜の花への思いは断ち切れず、心は花に染みたままである。自ら何とも仕様のないことであるよ、と正に花狂いの様相にあることを詠っていました(心旅-26、参照)。物事に執着することは、仏教の戒めるところであり、仏者・西行が知らぬ筈はないであろうに。 更に、西行は、自らの死後、後世を弔ってくれる人があらば、仏にはどうか桜の花を供えてください、と注文を発しているのである。 <和歌> 仏には桜の花をたてまつれ わが後の世を人とぶらはば (山 78) [註]〇仏:後の世のこととして、西行自身を指す。 (大意) 私の死後、後世を弔ってくれるなら、仏には供養として桜の花を供えてくれ。 <漢詩> 花…
その詠み人の辞世として伝えられている歌は、そう多くはありません。臨終間際に詠んだ歌であると記されることが稀だからですし、逆に、そうした記録が残っていても、それが著名歌人の歌であればあるほど、後世の脚色である可能性も決して低くはないでしょう。 それでも、現代まで辞世として伝わっている歌に触れると、しみじみと胸を打つものを感じます。それは、私自身が相応の年齢になったからかもしれません。 在原業平(古今和歌集 巻第十六「哀傷歌」 第861番) 病して、弱くなりにける時よめる つひにゆく みちとはかねて ききしかど きのうけふとは おもはざりしを つひにゆく 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思…
新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1268 題知らず 西行法師 くまもなき折しも 人を思ひ出でて 心と月を やつしつるかな 新編日本古典文学全集「新古今和歌集」(訳者 峯村文人 小学館)の訳 題知らず 西行法師 すこしの曇りもなく、明るく照っているちょうどその時、人を思い出して、自分の心から月を曇らせてしまったことよ。 意訳 作者:西行法師 月にたなびく雲が消え去った、まさにその折に、あなたを恋しく、また懐かしく思い起こしました。 あなたを思い浮かべましたゆえに、僧として生きるわが心は、曇りなき月の姿に通じ、ひととき安らぎを覚えました。 解説 西行法師(1118年―1190年2月16日、享年73…
<和歌> [詞書]白峰(シロミネ)と申しけるところに御墓の侍(ハベリ)けるにまいりて、 よしや君昔の玉の床とても かからん後は何にかはせん [山1355] [註]〇白峰:松山の白峰陵; ○よしや:よしんば、たとえ; 〇昔の玉の床:宮中でのお住まい; 〇かからん後:死後。 (大意)たとえあなたが昔は天皇の玉座におられたとしても、亡くなられたあとは、それが何になりましょうか。 <漢詩> 説釈迦道 釈迦の道(オシエ)を説く [上平声五微韻] 往昔皇玉座, 往昔(ムカシ) 皇(キミ)は玉の座にあり, 応是理無違。 応(マサ)に是(コレ) 理に違い無し。 若何君云歿, 若何(イカン) 君云(ココ)に歿…
崇徳院(1119~1164、在位1123~1141)は、当時の京の花壇にあって中心的存在であったが、保元の乱(1156)で敗北し、讃岐に配流される。後継の後白河院は、和歌に全く興味を示すことなく、京における和歌の道はすっかり衰えてしまった。西行はこの世相を嘆き、歌仲間の寂然に訴える(含む[詞書]): <和歌> 言の葉の情け絶えにし折節に あり合ふ身こそ悲しけれ (山1228) [註]〇寂然:西行の歌仲間; 〇言の葉:和歌。 (大意) 和歌の情が絶えてしまった、このような時節に巡り逢ってしまったわが身が悲しく思われることだ。 <漢詩> 悲痛不止 悲痛(カナシミ) 止ま不(ズ) [下平声八庚韻]…
ETHUSD S. +1318.75pips. (1334.5+1334.5+1334.5+1268.0)/4 No Position Entry Price TP Price Δ Price (Entry−TP) Pips Gain/Loss 1 Sell 3968.67 3835.22 133.45 +1334.5 pips 2 Sell 3968.67 3835.22 133.45 +1334.5 pips 3 Sell 3968.67 3835.22 133.45 +1334.5 pips 4 Sell 3968.67 3841.87 126.80 +1268.0 pips +----…
山家集 304 西行法師 はつかなる庭の小草の 白露を求めて宿る 秋の夜の月 新渡戸稲造(にとべいなぞう) (1862年~1933年) 思想家・教育者。札幌農学校卒業後、米・独に留学。京大教授・一高校長・東大教授・東京女子大学初代学長を歴任。また、国際連盟事務局次長を務め国際的にも活躍、キリスト教徒として世界平和のために尽くす。著「武士道」(英文)「修養」「農業本論」など。 tagiri.hatenablog.com 山家集【電子特典付き】【電子書籍】[ 西行 ]価格: 1276 円楽天で詳細を見る 『紫式部集』歌の場と表現【電子書籍】[ 廣田收 ]価格: 9900 円楽天で詳細を見る ころこ…
桜花は、西行が格別に心を止る花である。盛りにある花には心を奪われるが、盛りのままで散っていく花は何とも憎らしい。われをも伴ってともに散ってくれと。 <和歌> 諸共にわれをも具して散りね花 憂き世を厭う心ある身ぞ [山118] (大意)花よ、もろともにわたしも連れて散ってくれ、わたしだってお前と同じように、この憂き世を厭う心のある身なのだから。 <漢詩> 対花羨慕 花に対する羨慕 [上平声四支韻] 花呀栄散可、 花呀(ヤ) 栄えて散るは可(ヨシ)、 唯求具我之。 唯(タダ)求むるは 我を具(トモナッ)て之(イッ)てくれ。 與君同所願, 君與(ト) 願う所は同じく, 共有厭世思。 共に厭世(エン…
虫の音にかれゆく野辺の草むらに あはれを添へて澄める月影 山家集・上 秋 西行 叢邊に怨み遠くして風の聞き暗し 壁の底に吟幽かにして月の色寒し 叢邊怨遠風聞暗 壁底吟幽月色寒 和漢朗詠集・巻上 秋│虫 源順