101ページというコンパクトな本である。しかし、その内容は凝縮されている!・・・・が第一印象。「あとがき」によると、雑誌『みすず』から原発についての原稿を依頼されたが少し長くなったのだとか。連載にしてもらえるかと危惧していたら、単行本で出版しましょうということになったというからおもしろい。この内容、当初から単行本で出すだけの意味がある。 目次をそのまま転記しよう。なぜか? 「凝縮」という印象の意味が明瞭になるから。 1 日本における原発開発の深層底流 1・1 原子力平和利用の虚妄 1・2 学者サイドの反応 1・3 その後のこと 2 技術と労働の面から見て 2・1 原子力発電の未熟について …