篠澤広に対して「自分のアイドルとしての魅力」を言語化せよという課題が出される話。 アイドルとして成功するにはファンからどのような点がウケているのかを知らねばならない。 そのため篠澤広は自分のアイドルとしての魅力を分析するため友人知人に聞き取り調査を行う。 補習組で友人の佑芽や千奈、面接で高く評価してくれた学園長、手毬などに聞きまくっていく。 調査結果をレポートにまとめてPに提出した篠澤広だが、Pは他にも調査結果があるだろと要求。 篠澤広は研究職時代の知り合いにも聞き取りを行ったがわざと隠していたのである。 その結果は篠澤広の人物像を冷たくて、無機質な機能美と人間性を認めないものだったのだ。 篠…
知力全振りで勉強しかしてこなかった貧弱少女が「かわいくなりたかった」からアイドルを目指した話。 篠澤広は類稀なる頭脳を持ち学問で偉業を果たしたが、成功体験しかなく人生に倦んでいた(と思わせている)。 それ故、自分に一番向いていないアイドルという分野で艱難辛苦を味わおうとし、それを趣味と称するのだ。 一見すると篠澤広は極度のドMのように認識されてしまうが単なる趣味嗜好で厳しい訓練に耐えられる筈がない。 10話において篠澤広は、上記の通り自分がアイドルを目指した本当の理由をPに吐露することになる。 これを踏まえると篠澤広は自分の貧相な身体つきや魅力の無さに深くコンプレックスを抱いていたことが分かる…