フーズ&ヘルス研究所代表。 帯津三敬病院、松柏堂医院などにおいて食事相談を担当。 学校給食と子どもの健康を考える会の代表で、機関紙『おむすび通信』を発行。 1953年茨城県生まれ。東京農業大学栄養科卒業。管理栄養士。 (学)誠心学園で栄養学の講師を務めるが、山梨県の長寿村を知り栄養教育に疑問をもち退職。以後、伝統食と民間食養方の研究をおこなう。日本列島を歩いての縦断や横断、また四国横断、能登半島一周などを重ねた末に、FOODは風土を提唱する。
乳がんで左の乳房を切った後、体力が回復次第、右も切る予定でした。細胞診の結果と、右にも怪しい影が認められたからです。日に日に元気を取り戻す身体に反比例して、気分はどんどん滅入ってきました。また切るのか・・・と思うと。◆注意◆以下、一瞬ですが読むに堪えない箇所がございます。あの手術の時、心臓に近い部分の局所麻酔だったからか、効きのあまいところがあって。そこに電気メスがザックリ入ったんですよ!「ぎゃっ!」だか「ぐえっ!」だか、叫びましたよ。まるで感電したかのよう。(したことないけど)気持ちがわかりすぎて、もう魚の活造りが食べられません! ◆術後の仕事◆当時は派遣社員でした。次の派遣先が決まるまでの…
偏食の話をまた少し。 「なんでも」「バランスよく」 「栄養のあるものを」「色どりよく」 でなければいけないと思っていたころは、食事って「見栄」だった気がします。 なんとなく、オサレなメニューとか、お弁当とか。 お母さん同士で話すときも、「食」に気をつけている人がまわりに多かったし、食育を日々意識していれば、わたしも「いいお母さん」という感じがしたのです。 なんでも食べられる子であれば、あれこれ凝ったものを作ったり、親子で楽しむクッキングのイベントに顔出していたかもしれません(いややりたかった〜)。 でも現実は、ですよ。 息子氏、「ごはん」のみで、おかずを全くと言っていいほど口に入れない子だった…