相変わらずで中村稔さんの「私の平成史」を読むことにです。 大変興味深い話が多くて、当方はそうだよなと強く同意しながら、読んで いるのですが、昔の日本のエリートとして育てられた人からすると、平成と いう時代は、その昔であればエリートといわれたであろう人たちが、かなり 無残な状態になっているといわれています。 この本の最初に書かれていた「令和」の墨書における「令」の字のハネに に象徴的にわかるようにで、誰も不思議に思わなくなっているのですね。 中村さんは、自分の専門である法律分野のエリートには、容赦がなしで ありまして、あちこちにそのことは書かれています。 私の平成史 作者:中村稔 青土社 Ama…