東京・中野の象徴だった 中野サンプラザ。その再開発計画は、建築費の急騰によって事業費が大きく膨らみ、最終的に白紙へと戻されました。 当初の総事業費は約1,810億円規模とされていました。しかし、資材価格や人件費の上昇を受けて見直しが重ねられ、最終的には約3,500億円超(約3,539億円規模)に達する可能性が示されました。実に1,700億円以上の増加です。これだけのコスト上振れが起きれば、どれほど魅力的な構想でも採算ラインは一気に崩れます。 背景にあるのは、鉄骨・コンクリートなどの資材価格の高騰、慢性的な建設人材不足による労務費の上昇、そして金利上昇による資金調達コストの増加です。超高層・大規…