【本館 展示室3/4】と【陳列館1階】で開催。 ”石の勝手”とのタイトルが記されている。 これだけのスペースを使った展示は初めてとの記憶も一つ一つの作品が、その素材ゆえの大きさなのを勘案すればむべなるかな。 会場内には凛とした空気が漂う。 入り口付近には平板な石を組み合わせ作った〔石間〕。舞台のような設えで、実際に上がれば、ごつごつと石がぶつかる音が響く。 最奥のスペースには茶室を模した〔夢間〕。四方は石で囲われるも、その内側は木の古材。なので炉を切るスペースは無く。奥には石の衝立〔春の夜〕。その手前には石製の黒茶碗、銘〔うそ〕。これで毎日、茶を頂けば、筋肉隆々の腕になりそう。 真ん中の一番広…