・名君は佞臣を遠ざけ、暗君は忠臣を遠ざける。 『孟子』巻八・離婁章句下 君の臣を視ること手足の如ければ 則ち臣の君を視ること腹心の如し。 君の臣を視ること犬馬の如ければ 則ち臣の君を視ること国人の如し。 君の臣を視ること土芥の如ければ 則ち臣の君を視ること寇讎の如し。 【訳】主君がその家臣を自分の手足のように大切に扱えば、家臣はその御恩に感じて、 主君を自分の腹や心のように大切にします。 しかし、(逆に)主君が家臣を飼い犬や馬のように扱う (つまり、敬うという気持ちがない)ならば、家臣もまた主君を 道ばたの人のように見て、御恩など感じなくなります。 主君が家臣をゴミのように扱えば、家臣は主君を…