4.三群以上の平均値の比較(分散分析) ※2017年6月,全面的に改訂しましたよ。 ※2017年12月,図をひとつ追加。 三群以上の平均値の比較の検定には分散分析を用います。たとえば、「指導法(A, B, C)の違いが,英語の成績に影響を与えるのか?」をということを検討したい場合,あるいは,「指導法(A, B)の違いが,教科(英語と国語)に与える効果がどうなってんのか?」を検討したいような場合です。 前者を,1要因3水準の分散分析、後者を,2要因(2水準×2水準)の分散分析といったり書いたりします。なんじゃこりゃ。 用語の説明に入る前にまず,誤解されがちな重要なことをひとつ,述べておきます。分…