これは私の言葉の使い分けでもあるが、学習における基礎と基本は違うと思っている。勉強するときはだいたいみんな基本→応用と進むけれど、私はさらに、応用の先に基礎があると位置付けている。つまり、基礎は簡単なものではなく、応用を乗り越えた先にあるものという認識だ。 どういうことか?数学を例にとる。まずは公式を暗記して、それを当てはめるだけで解ける問題を解く、これが基本。次に、設定が少し複雑になった応用問題を解く。よく言われる「公式を覚えるだけじゃダメだ」というのは、ここまでで勉強を終えてしまうからだと思う。解き方を覚えるだけの勉強もここまでで終わる。このやり方の問題点は、とにかく全部覚えないといけない…