「スケプティシズム(skepticism)」 世の中にあって、当たり前だと思われていることにつき、その妥当性を疑ってかかる精神的な態度のこと。 例えば、いわゆる超常現象、超科学現象、超古代史などの現象や説明について、一方的に「非科学的だ」と否定せず、「本当にそれが事実であるのか、注意深く、客観的に立証を求めていく」態度。
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懐疑主義と新しい思想 ~価値観を疑うことによって崩し、生まれる新しいもの デカルト哲学と分解と数学化 【フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』,デカルト『方法序説』】 懐疑主義者デカルト フッサールと懐疑主義 【フッサール『イデーン』,セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義哲学の概要』】 懐疑主義の批判 既存の価値観を疑う懐疑主義者により起こる思想的革命 前回のお話 waka-rukana.com 懐疑主義と新しい思想 ~価値観を疑うことによって崩し、生まれる新しいもの デカルト哲学と分解と数学化 フッサールはヨーロッパ諸学における数学的世界に対抗するために体験を軸とした現象学を…
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近世/近代に現れた懐疑主義の影響とデカルトの懐疑 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 デカルトの懐疑 【デカルト『方法序説』】 デカルトの懐疑とセクストス・エンペイリコスの懐疑主義 中抜きされてしまった中世哲学 【キリスト教教父著作集,キリスト教神秘主義著作集】 前回のお話 近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ ~セクストス・エンペイリコスからデカルトへ - 日々是〆〆吟味 近世/近代に現れた懐疑主義の影響とデカルトの懐疑 方法序説 (角川ソフィア文庫) 作者:デカルト,小場瀬 卓三 発売日: 2013/07/25 メディア: Kindle版 …
近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ 近世哲学における既成哲学の拒絶 古代懐疑主義による徹底批判 【セクストス・エンペイリコス『学者たちへの論駁』】 近代哲学における新しい基礎の探求 【デカルト『方法序説』,ロック『人間知性論』,カント『純粋理性批判』】 転換される認識の基礎 前回のお話 古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 ~セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』の後世の影響 - 日々是〆〆吟味 近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ 人間知性論 1 (岩波文庫 白 7-1) 作者:ジョン・ロック 発売日: 19…
古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 近世におけるセクストス・エンペイリコス 学派的真理への批判と真理の相対化 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 古代の哲学者の問題意識と近世の哲学者の問題意識 【マルクス・アウレーリウス『自省録』】 スコラ哲学からの自立を目指す近代哲学 【中世思想原典集成20 近世のスコラ学】 前回のお話 古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 中世思想原典集成 精選6 大学の世紀2 (平凡社ライブラリー) 発売日: 2019/09/12 メディア: 単行本 近世におけるセクストス・エンペイリコス 近世になってからセクストス・エンペイリコスの…
失われた古代の古典と新しく出版されることにより蘇る問題意識 現代にまで影響を与える古代の懐疑主義 案外残っていない古代の哲学 【ソクラテス以前哲学者断片集,初期ストア派断片集】 修道院に死蔵されて忘れられた古典たち 出版が可能になってから再び現れた古代の古典 新しい本としての古代の本 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 前回の プラトンのアカデメイアと哲学の変遷 ~プラトン亡き後のアカデメイアの研究態度の変化 - 日々是〆〆吟味 失われた古代の古典と新しく出版されることにより蘇る問題意識 学者たちへの論駁〈1〉 (西洋古典叢書) 作者:セクストス エンペイリコス メディア: …
ナイーブ・シニシズム(Naive Cynicism)は、心理学や社会心理学の用語で、人々がある対象や情報に対して疑いや否定的な態度を持つ傾向を指します。ナイーブ・シニシズムは、一般的なシニシズム(懐疑主義)とは異なり、無知や情報の不足から生じるものです。 ナイーブ・シニシズムの特徴は以下のようなものです: 1. 信じがたさの高まり: 人々が新しい情報や主張に対して疑いを持ち、受け入れるのが難しいと感じる傾向があります。これは、過去の経験や先入観、信頼性に関する不確実性などから生じることがあります。 2. 情報の拒絶: ナイーブ・シニシストは、新しい情報を受け入れるのではなく、拒絶する傾向があり…
ピュロン主義とは異なる別の懐疑主義としてのアカデメイア もうひとつの懐疑主義 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 プラトンの哲学と懐疑主義 ストア派の祖としてのキュニコス派とプラトン 【ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』】 【山川偉也『哲学者ディオゲネス』】 ストア派と懐疑主義的アカデメイア 【エピクテトス『人生談義』】 前回のお話 ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作『ピュロン主義哲学の概要』や『学者たちへの論駁』の歴史的意義 - 日々是〆〆吟味 ピュロン主義とは異なる別の懐疑主義としてのアカデメイア ギリシア哲学者列伝 上 (岩波…
ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作の歴史的意義 ピュロン主義としての懐疑主義 遺されていないピュロンの著作とセクストス・エンペイリコス 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 セクストス・エンペイリコスの著作によって遺された古代哲学の断片 【セクストス・エンペイリコス『学者たちへの論駁』】 前回の 懐疑主義の持つ特定の心理を報じない積極的判断停止の立場 ~心の平静をもとめるひとつの知恵 - 日々是〆〆吟味 ピュロン主義としての懐疑主義とセクストス・エンペイリコスの著作の歴史的意義 ピュロン主義哲学の概要 (西洋古典叢書) 作者:セクストス エンペイリコ…
特定の真理を奉じない懐疑主義の積極的判断停止の立場 懐疑主義とわからないことの宙ぶらりん 【アナス,バーンズ『古代懐疑主義入門』】 わからないことを選ぶ懐疑主義 判断停止と心の平静 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 前回のお話 エピクロスの哲学と原子論の考え方とキリスト教における自然観の対立 - 日々是〆〆吟味 特定の真理を奉じない懐疑主義の積極的判断停止の立場 学者たちへの論駁〈1〉 (西洋古典叢書) 作者:セクストス エンペイリコス メディア: 単行本 ローマ時代の哲学はストア派とエピクロス学派と懐疑主義、なんて書きましたが、実際にはストア派とエピクロス学派が二大巨頭で…