01 私企業は、出資者の形態に応じて、個人企業と法人企業に分けられる。 〇個人企業は、個人が主体となって自己責任で事業を行い、全責任を事業主が負う。法人企業は個人とは切り離した法律上の権利義務の主体となることが認められた組織。責任も事業主本人とは切り離して法人が負う。法人には私法人と公法人があり、私法人はさらに営利法人と非営利法人に分かれる。会社法に基づいて設立された法人が「会社」で、会社も以下に見るように株式会社等に分かれる。 02 公企業には、国営企業や地方公営企業のほか、農業協同組合(農協)も含まれる。 ✕農業協同組合は私企業。 03 1980年代の特殊法人改革では、郵政3事業が民営化さ…